胡蝶蘭のハナマツ、担当のイトウです。
もうすぐゴールデンウィークですね!予定は決まりましたか?
今年は旅行やイベントへお出かけしたいですね。
長期の旅行に出かける場合は、植物が枯れないように気をつけたいものです。
胡蝶蘭も同様で、風通しの悪い場所では根腐れを起こしたり、直射日光に当て続けると火傷をしてしまうなどデリケートな部分があります。
胡蝶蘭は置く場所や手入れ次第で寿命は大きく変わります。
そこで、今回は胡蝶蘭と相性の良い鉢と植え替えのタイミングをご紹介します。
胡蝶蘭と相性の良い鉢とは?
胡蝶蘭は「風通し」と「保湿」が欠かせないお花です。
鉢の「大きさ」「形」「素材」に注意して、相性の良い鉢を見つけることが重要です。
鉢のサイズ
胡蝶蘭の場合「1株に対して4号程度」のサイズが適しているそうです。
大きすぎると余計な水分が鉢に溜まって根腐れの原因になってしまいます。
相性の良い素材
通気性を好む胡蝶蘭には「素焼き鉢」がおすすめです。
素焼き鉢には表面が多孔質といって、目に見えないくらい小さな穴がたくさん空いていて通気性を良好にする効果があります。
また、安価で軽いプラスチック製の鉢でも「植え込み資材」との組み合わせで通気性が確保できます。
鉢の形
鉢の素材やサイズほど気にしなくて大丈夫ですが、形状によって根が痛みやすくなることもあるので注意しましょう。
鉢の高さは「直径と同じくらいかやや低め」が目安です。
鉢に植え替える時期と周期
鉢に植え替える時期によっては胡蝶蘭の寿命に悪い影響が出ます。
寒い冬や暑い夏は必ず避けるようにしましょう。
また、開花している時は植え替えは行わず、咲き終わってから植え替えをします。
ベストなタイミングは春から夏前
胡蝶蘭は暖かい季節に備えて冬に栄養を蓄えます。
冬が過ぎた春ごろに植え替えるのがベストなので、4~6月あたりが良いでしょう。
植え替えのサイクルは2~3年
胡蝶蘭は毎年植え替える必要はなく、2~3年に一度で十分です。
しかし、胡蝶蘭にカビや腐食などが見られる場合はすぐに植え替えを行いましょう。
まとめ
胡蝶蘭は植え替える鉢や時期によって寿命が変わります。
植え替えを検討している場合は「サイズ」と「通気性」を重視して鉢を選び、「時期」を意識して植え替えてはいかがでしょう。