胡蝶蘭が日本に来るまでの歴史

胡蝶蘭のハナマツ、担当のイトウです。

今年の夏は家族で旅行でも行こうと思っていましたが、お家で楽しく過ごすことにしました。今まで見ていなかった映画でもゆっくり見ようかなと思っています。昔の映画は名作が多いですよね。歴史が感じられます。

歴史といえば胡蝶蘭にも歴史ってあるのご存知でしたか?今回は胡蝶蘭の歴史についてご紹介したいと思います。

胡蝶蘭のはじまり

胡蝶蘭は1836年に発見されました。原種と呼ばれるもので胡蝶蘭のご先祖になる花なんですね。

発見された国はフィリピン・インドネシアやマレーシア、台湾といった温かい場所です。温暖で湿度も適しているジャングルのような場所で生息していたそうです。

原種の花はこのような特徴をしていました。

・サイズはミディくらいの大きさ。

・木や岩などに寄生して生きていた。

・気温は20度代で湿度は60%程度、風通しもよく直射日光は避けるような木漏れ日などで生きていた。

見た目は今の胡蝶蘭のように綺麗な花ではなく混色が多いという話だそうです。混色ならたしかに由来は蝶ではなく蛾の印象が強かったのかもしれません。それでも美しいと魅了されたそうです。

品種改良、そして日本へ

胡蝶蘭をより美しく鮮やかに、サイズの大きいものを目指し品種改良をすることで今の白い胡蝶蘭に近づけていきました。そして当時明治時代だった日本へ持ち込まれていくことになります。

しかし、四季のある日本では寒い冬での栽培は困難な状態。そのため日本での胡蝶蘭は、高貴な人のみがたしなむ貴重な花だったそうです。

日本の栽培設備と技術が発展

大正時代に入る頃には胡蝶蘭栽培の設備と技術が進歩し、安定した生産が可能になりました。品種も増え、白だけでなくピンクなど胡蝶蘭の種類は増えていきました。それにより胡蝶蘭の流通も増え、一般の家庭でも親しまれる花になっていきました。

今では、ビニルハウスで温度や湿度を管理しながら多くの胡蝶蘭が生産されています。


いかがでしたでしょうか。贈り物はぜひ胡蝶蘭のハナマツへ。
ご質問等もお気軽にお問い合わせください。

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