胡蝶蘭のハナマツ、担当のイトウです。
湿度の高い日が続きますね。梅雨でも熱中症のリスクがあるので気を付けましょう。
今回は胡蝶蘭の処分方法についてご紹介します。
お祝いで贈られることの多い胡蝶蘭ですが、いただいてもうまく育てられずに枯れさせてしまう事は少なくありません。
本記事では、枯れている胡蝶蘭の見分け方と胡蝶蘭の処分方法をご紹介します。
花が落ちても枯れたとは限らない
胡蝶蘭の処分を考えている方の理由の多くは「花が落ちてしまった」からではないでしょうか。
「開花時期が終わった」だけであれば枯れていません。
胡蝶蘭は寿命の長い花で、丁寧に育てれば十数年は生きられるといわれています。花が落ちでも、定期的にケアをすれば翌年に再び花を咲かせてくれる事でしょう。
枯れている胡蝶蘭のチェック方法
胡蝶蘭は花が落ちると葉だけになり、寂しい印象になってしまいます。そのため、枯れたと判断されがちになるので、以下の方法でチェックしてみましょう。
・葉の状態をチェック
健康な葉は鮮やかな緑色をしています。
枯れている葉は黄色や茶色に変色していることがあり、元気な葉と比べてしなりやくたびれた印象を与えます。
・根の状態をチェック
健康な根は白または黄緑色で張りと弾力があります。枯れている根は茶色くしなびていることが多います。
胡蝶蘭の処分方法
胡蝶蘭の処分方法は大きく分けて2つあります。
分別をしてそれぞれのごみの日に出す方法と、専門業者の引取サービスを利用する方法です。
ごみの日に分別して出す
胡蝶蘭が枯れてしまった場合、ごみとして処分ができます。
胡蝶蘭本体は燃やせるゴミの扱いになりますが、胡蝶蘭は本体以外に様々な種類の資材などが使われています。
そのため、分別して処分する必要があります。
・胡蝶蘭に使われている資材
【支柱】ワイヤー等
【植え込み資材】バーク・水苔・発砲スチロール等
【鉢】素焼き・プラスチック
【包装】紙・セロファン・リボン
専門業者に引き取り依頼をする
胡蝶蘭専門販売店、花や植物を扱うお店などでは引き取りサービスをしていることがあります。
引き取りサービスの金額や内容はお店によって異なります。
※当店では引取サービスはしておりません。ご了承ください。
まとめ
贈られてきたばかりの胡蝶蘭は空間を華やかにしてくれますが、処分する時は必ずやってきます。
贈られる方が後で困らないように、処分方法も一緒にお伝えすることで、その気遣いに喜んでいただけるのではないでしょうか。