胡蝶蘭のハナマツ、担当のイトウです。近頃、朝が冷えてきました。寒暖差もあるのでお花の温度と湿度の調整が難しい季節ですね。
胡蝶蘭の名前の由来は蛾と女神!?
胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディテ)」といい、ギリシャ語で3つの意味に分類されます。
Phalaen:蛾
opsis:~のような
Aphrodite:愛と美と性をつかさどる女神
この3つの意味を合わせると「蛾のような愛と美と性をつかさどる女神」という意味になりますね。
蛾の模様は美しい(?)
「蛾のような」といわれている理由は、花弁が羽を開いている蛾のように見えることから名付けられたそうです。胡蝶蘭の原種はもっと模様が様々で、色合いも蛾に近かったからとされています。
学名に蛾が用いられるとイメージが良くないのでは?と思う方も少なくないと思います。しかし、海外では「蛾」と「蝶」を区別することがあまりなく、蛾の模様は美しいという感覚があると言われています。
日本では蛾があまりいい印象ではなかったため、花を美しく縁起のいい蝶にたとえ「蝶が舞っているように見える蘭」から「胡蝶蘭」になりました。
美の女神
そしてAphroditeは愛と美と性をつかさどる女神アフロディーテから名付けられています。ローマ神話では「女神ヴィーナス(Venus)」とも呼ばれ、絵画「ヴィーナスの誕生」や、彫刻「ミロのヴィーナス」などでお馴染みですね。
美の女神と同じ名前を持つ胡蝶蘭は、それほどまでに美しく優雅。人々の心を魅了するお花だということが由来からもわかります。
ビジネスシーンでも使える花言葉
花言葉では「清純」や「機敏な人」という意味もあり、ビジネスシーンでは「仕事の早い人」という印象も連想します。
白い胡蝶蘭では「清らかさの象徴」、ピンクの胡蝶蘭は「愛の証」。花言葉を添えることで相手の信頼関係も後押ししてくれるはずです。
新しい門出やお祝いに胡蝶蘭に想いを込めて贈る意味が深くなりますね。そんな胡蝶蘭をご検討の際は、ぜひ松装の胡蝶蘭通販【ハナマツ】へ。通販は慣れていない、どこか不安だという方も↓よりお気軽にお問い合わせください。