法人営業部の植です。今回も引き続きカーペットの豆知識VOL.4として、HT(ハンドタフト)カーペットについてご案内いたします。
バックナンバー
・意外と知らない!? カーペットの豆知識 VOL.1
・『アキスミンスターカーペットとウィルトンカーペットについて』カーペットの豆知識 VOL.2
・『タフトカーペット・タイルカーペットについて』カーペットの豆知識 VOL.3
HT(ハンドタフト)カーペットとは?
HT(ハンドタフト)カーペット通称ハンタフは、半手織りと同じくハンドドリル(先端に針がついていて、糸を通してある)を使って、人が綿基布に糸を打込んで行く手法です。
特徴として、大きいサイズで自由に柄・色表現ができます。
細い糸・太い糸・金糸等の泊などの様々な糸を引き揃えて表現ができます。また、加工工程において、カービングを施す事で柄表現も出来ます。ただし、密度のある商品は、半手仕事のため1日に出来る数量に限界があります。よって工芸品に近い商品と言えます。
用途としては、高級ホテルのロビーや宴会場、役所や会社等の高い地位の方のお部屋に使用されることが多いです。また、高級ラグや緞帳やタペストリーなどにも使われます。(海外からの安価なラグや水まわりマット商品もありますが……)