法人営業部の植です。今回から『カーペットの豆知識』と題して、月に一回程度、数回に渡りカーペットの情報や豆知識をご紹介させていただきます。
カーペットの用途・目的
ひとまとめにカーペットと言っても、用途によって種類や機能、デザイン、価格で選別されます。例えば、高級ホテルの中でもロビーや宴会場・客室・廊下などの場所によって、カーペットが異なることが多々あります。
ロビー・宴会場
ロビーや宴会場は、お客様を出迎える場で有り、ホテルの顔でもあります。ですので、色数の多いデザインが採用されます。
提案するカーペットは、アキスミンスター、ウィルトン、ハンドタフト、多色ロールタフト等になります。それぞれ価格帯が異なりますので、ご予算に合わせたセレクトとなります。
客室・廊下
客室や廊下は機能・予算重視となることが多く、ロールタフト、タイルカーペットが選ばれることが多いです。
カーペットの主な種類
現在、日本で流通しているカーペットの種類(主に製造方法よって異なる)ついてご紹介いたします。主に以下の9種類の製造方法でカーペットは製造されています。
1.アキスミンスターカーペット:高級ホテルロビー・宴会場
2.ウィルトンカーペット:高級ホテル・会館等のロビー・宴会場含む全般・ホームユースのリビングやラグ敷として
3.ロールタフトカーペット:ホテル・会館等の客室・廊下等全般・ホームユースのリビングやラグ敷として
4.タイルカーペット:ホテルの客室・廊下等全般・会館・オフィス等
5.ハンドタフトカーペット:高級ホテル・会館等のロビー・宴会場含む全般・ホームユースのリビングやラグ敷として
6.ニードルパンチ:養生用・安価な床材として
7.電着カーペット:フロッキー等の特殊な機能用途
8.手織り絨毯:最高級のトルコヘレケシルクに始まり、安価なパキスタン・インド段通(だんつう)
9.毛氈(もうせん):石・木質床等にアクセント的に使用
次回は、製造方法と特徴についてお話しさせていただきます。