本日は「アコーディオンカーテン」の施工例をご紹介いたします。
こちらは、いつもご贔屓にしていただいております法人様の案件です。
以前より弊社の通販をご利用くださっていたのですが、
昨年とある豪邸のご新築工事のお打合せにお呼びいただいてから、スポーツ施設の改装や社長様のご自宅改装など、様々な場面でカーテンのご依頼をいただいております。
今回はお忙しい建設業の合間を縫って自社事務所内の改修工事をされており、間仕切り用にアコーディオンカーテンをご依頼いただきましたのでご紹介いたします。
※施工例…と申しましても、すでに卓越した技術をお持ちの企業様なので、私共の出番は採寸と打合せのみで、施工は全て社員様がされております。
2F事務所 入口
アコーディオンカーテン
アコーディオンカーテンというと、
昔からある白い壁紙調のものをイメージされる方も多いかと思いますが、
こちらは半透明の素材になっており、このように天井から床までの大きなサイズで製作してもほとんど圧迫感がありません。
さらに爽やかなカラーなので、室内を明るくする効果もあります。
↓ここからはこの法人様ならではの技術をご紹介いたします。
元々は他メーカー製のアコーディオンカーテンが同様のカーブ仕様で付いておりました。
今回の商品とはRの半径が微妙に異なるのですが、
造作の天井下地(木材)をずらし、さらにレールと木材を目隠しするため、曲げ木で綺麗にカバーしてあります。
アコーディオンカーテンの両端にはマグネットが内蔵されており、壁面に付ける受けのプレートにて固定されます。
そのためには
壁面が平らでなければならない
というのが我々カーテン業界の固定概念ですが、
この写真を見るとかなり凹凸のある壁面です。
ではプレートはどうやって付いているのかと言うと…
レンガ調の不規則な凹凸に合わせてボルトとナットで絶妙に浮かしてあります。
(この部品を探すのにかなり苦労をされたとおっしゃっていました)
3F事務所 入口
アコーディオンカーテン
こちらも2Fと同じ生地ですが、ベーシックな間仕切りの例です。
実は採寸時に確認したところ、天井面の取付下地がなくご相談したのですが、
「下地はこっちで作るから気にしなくていいよ」と当然のようにおっしゃっていただき、見事に取付されております。
さすがの一言です。
3F事務所 間仕切り
アコーディオンカーテン
品番:
No.6104(グラス) レール:H型 部品色:ソフトシルバー
アシスト取手 片開き左納まり
※部品(オプション) I型ハンガーパイプM(350~560伸縮) 色:グレー
※部品(オプション) サイドブラケット 色:グレー
写真では一見分かりにくいのですが、アコーディオンカーテン上部の透明パネルは事務所既存のものです。
このパネルの真下にアコーディオンを設置したいとのご相談があり、
オプション部品のハンガーパイプ(吊り棒)にて天井から中吊りする取付をご提案いたしました。
この手法は先に記述したスポーツ施設にて採用した方法なのですが、
通常はカーテン上部に空間を設けて採光や空調を確保するための仕様です。
今回はそれを応用することで、見栄えもよく機能的な仕上りとなっております。
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以上、弊社にはない特殊な技術も含まれてはおりますが、アコーディオンカーテンの斬新な施工例のご紹介でした。
また、いつもにこやかにご対応いただき、快くお写真を撮影させていただいたご担当のW課長様には心より御礼を申し上げます。
おかげさまでいつも楽しくお仕事をさせていただいております。
またのご利用を心よりお待ちいたしております。
松装浦和ショールームでは個人のお客様だけではなく、様々な法人様からのお問い合わせも承っております。
可能な限りご要望に近いご提案を心がけておりますので、ぜひ一度お問合せ・ご来店くださいますようお願い申し上げます。
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