通販チームのFです。ブログのネタを求め、やって来ました清洲城。
JR在来線・新幹線の車窓から、そのチョット新しめな城郭をご覧になった方も多いかと思いますが、実際訪れたことがある方は、多くはいらっしゃらないのではないでしょうか。
清州城は名古屋市の西、今の清須市に1405年に築城され、あの織田信長も住んでいたとされるお城です。
現在の天守は平成元年に建てられたもので、中は資料館になっていて、武具などの歴史資料や、当時の清須や信長のことが良くわかる映像、大河ドラマで使われた衣装などが展示されています。
今年の大河ドラマ『麒麟が来る』にもまつわるお城なので、盛り上がっているのかと思いきや、受付のおじさんに聞いたところ入場者数は変わらないそうで、「これからだがね」とおっしゃっていました。
3階に登ると「清洲城おもてなし武将隊」の茶々さんによる、映画にもなった「清須会議」の紙芝居が上演されていました。土日祝日に武将隊の方々が交代で演じているとのこと。
「清須会議」とは、本能寺の変の後に清州城で行われた、信長の家来の羽柴秀吉たちが織田家の跡継ぎについて話し合った会議で、秀吉が天下統一に大きく近付くきっかけになった出来事です。
紙芝居の途中、茶々さんが当時の戦いを語呂合わせで教えてくれたのですが、「いちごパンツ(1582年)で本能寺の変」のインパクト強過ぎて、内容が入って来ませんでした。(でも、確実に覚えました)
濃尾平野を見下ろし、野望を語る
最上階4階の「廻り縁」からは、濃尾平野が一望できます。信長も天下統一の野望を胸に、この風景を眺めたのでしょうか。私も、お客様に喜んで頂ける通販サイトを作れるよう、頑張ります!(スケール感)
人形は顔がいのち
次に、天守閣のお隣にある「清洲城芸能文化館・黒木書院」で「清洲城ひな壇飾り」を拝見。いくつもの「雛壇飾り」や「吊るし雛」が飾られていて、すっかり桃の節句の雰囲気です。
展示されているお人形は実際に家々で飾られていたもので、ふと「このお雛様たちは、どんな人生を見てきたんだろう」と思いを巡らせてしまいました。
東海道線と早咲きの桃花
お城の周囲には桜や梅、桃などが植えられていて、特に桜の時期は多くの人で賑わいます。お雛様と合わせたように、庭では桃(?)の花がほころんでいました。2月はじめの冷たい空気の中で健気に咲く花を見て、心が暖かくなりました。
入場料300円で濃厚な時間を過ごすことができる清州城は、コスパ抜群の気ぃ良っす城でした。(ここでダジャレ)
このカレーは「清須味」
お城近くの「麒麟」、「キリンビール名古屋工場」に来ました。見学も可能な観光スポットでもある工場のお土産コーナーで、一際目を引く「清洲城信長ポークカレー」を購入。
このカレーは、清須市発祥の「カレーハウスCoCo壱番屋」さんが監修、清須市に本社がある「ナカモ」さんが作る愛知のソウル調味料「つけてみそ・かけてみそ」と、東海地方では「信長になってみたいけど~♪」のCMでおなじみ「清洲桜醸造」さんの清酒「清洲城信長鬼ころし」を隠し味に使った、まさに「清須ワンチーム」なレトルトカレーなのです。ただ、パッケージデザインが清須市在住の鳥山明先生ではないのが少し残念ですが。
さて、そのお味ですが、カレーと隠し味のみその甘みと日本酒の風味が相まった、インド人ならぬ信長もビックリなそのお味、皆さんも是非ご賞味ください。
知ってはいても、なかなか訪れる機会が少ない?「清州城」。来れば、きっと楽しい出会いが待っていると思います。有名な観光地が少々大変な昨今、安心してゆっくり見られる清州城へ、皆のもの出陣じゃー!
「フレフレ(2020年)!盛り上がれ!清州城」
地元を愛する通販チームFがお送りしました。