胡蝶蘭のハナマツ、担当のイトウです。
気温差がある毎日が続きますね。この時期になると喉が痛かったり咳き込んでしまったりと体調が崩れやすくなっていますのでご注意ください。体調といえば、胡蝶蘭も冬は苦手なので体調が崩れやすくなります。そこで今回は胡蝶蘭の冬の管理の仕方をご紹介いたします。
寒さだけが理由じゃなかった
胡蝶蘭は熱帯地方で誕生ししました。そのため高温多湿を好むお花です。日本の冬は気温も低く、更には乾燥までしているため胡蝶蘭の好みとは真逆の環境下になります。日本の冬は湿度が20%になることもあり、インフルエンザが繁殖しやすい環境にもなるので人も乾燥には注意が必要です。
人が快適だと思う湿度は多くて60%。対して胡蝶蘭は70%が快適だといわれています。それだとカビが生えやすくなるので注意が必要ですね。温度は18度~30度を限度にして育てることを推奨しています。温度は高すぎても低すぎてもいけないので注意しましょう。
家の中は安全?
胡蝶蘭は屋内で育てるのが一番ですが、その場所にも注意が必要です。胡蝶蘭は直射日光が苦手な花なので窓際でレースカーテンを閉めた状態が好ましいと言われています。しかし冬の窓際は寒いので気をつけなければいけません。夜は暖房も切ってしまうのですぐに10度を下回ります。
・夜は窓際から離れた場所に移動
・保温のためにカバーをかける。
・ダンボールなど保温性の高いもので周りを囲う。
など工夫をすると胡蝶蘭が冷え込まずに過ごすことができます。
最適な環境をつくって、冬を乗り切りましょう!
実は12月~2月の冬と呼ばれる季節においては、胡蝶蘭は花を咲かせる準備期間と言われています。とても大切な時期なので覚えておくと得ですね。18度の低音が続くと花を咲かせる準備を始めます。でも肥料を使うことは推奨しないので気をつけましょう。
1月~3月は18度よりも気温を下げず、水も上げすぎないようにしましょう。湿気は少なくならないよう、加湿をしたり霧吹きで葉を潤したりマメなケアも必要です。
そして寒い冬も過ぎ、4月~6月は花が咲く時期になるので開花する楽しみを胸に寒い冬を過ごすと胡蝶蘭のケアも楽しくなってきますね。
いかがでしたでしょうか。お供えの贈り物もぜひ胡蝶蘭のハナマツへ。ご質問等もお気軽にお問い合わせください。