ファイブアンドハーフシステム

今日で5月も終わり、もうすぐ梅雨です。
ムシムシした日が一歩づつ近づき、ボールの転がりが気になる季節になりました。
今回はビリヤードのファイブアンドハーフシステムを紹介します。

ビリヤードのボールをどこに向かって、どう突けばどこへ到達するかを計算で求める方法が、過去いくつも考案されてきました。
スリークッションで特に有名なのがファイブアンドハーフシステムです。
何故、ファイブアンドハーフなのかよく知りませんがイギリスかフランスあたりで考案されたものだそうです。

計算は簡単で下の図の通りです。

120531.jpg

ビリヤードテーブルには等間隔にマークが付けられています。
これを目印に各マークに数字を割当てながら計算します。
ファイブアンドハーフではボールが最初に向かう側が10から始まり10づつ加算した数字、手元側は15から始まり5づつ加算した数字です。

当然ですがこの数字は実際のテーブルには表示されていません。
競技中に頭の中で数字を割当て自分で計算します。
また、実際の競技ではこの計算式通り正確にボールが転がらないのが普通です。
このズレを補正し、自分の考えたラインに乗せるのがこの競技の面白さの一つです。
きょうはここまでです。

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