ビリヤードのキューを新しい物に変えてから半年が過ぎましたが、まだボールを思い通りの方向へ転がせません。
パワーやヒネリは出るのですが、自分の思った方向に転がりません。
私がやってる「スリークッション」ビリヤードはボールの横を突いてヒネリを多用する競技です。
ボールの中心を突けば真っ直ぐに転がりますが、ボールの横を突くと真っ直ぐには転がりません。
下の図のようにボールの右側を突いてヒネリを入れるとボールは突いた側の反対方向に向かって転がり始め、やがてボールの回転により突いた側へカーブします。
これまでは同じメーカーのキューを何年も使っていたのであまり気になりませんでしたが、今回のキューはメーカーも違い、かなり違う動きをすると思われます。
この違いはハイスピード撮影などで分析しないと分かりませんが、自分のイメージした結果と違うことだけは分かります。
このとき、急にあの言葉を思い出しました。
これは今は亡きビリヤードのプロが言っていた言葉ですが、 色々な場面に当てはまる言葉として今も忘れられません。
ビリヤードは記憶力が重要だとよく言われます。
テーブルに張った ラシャ(クロス)やボール、クッションの汚れなどから変わるその時々 のテーブルコンディションを把握するには実際に突かないと分からないからです。
年齢とともに記憶力は落ちると言われますが、ビリヤードを楽しみながら記憶力を維持したいと思います。