新緑で森林浴。

4月下旬になりますが、京都へ新緑のもみじを見に行ってきました!

京都 高雄・神護寺せっかくなので、喧騒を離れ静かなところが良いな…と思い、チョイスしたのは高雄・神護寺。
秋の紅葉がとても有名なところだそうです。
高雄・神護寺を紹介したサイトを覗いてみると、掲載されている写真は真っ赤なもみじがほとんど…。
真っ赤なもみじも好きですが、瑞々しい新緑のもみじも大好きなので、これは良さそうだと行ってみました。

京都駅からバスに揺られて50分。
バス停付近からちょっと歩き朱色の橋をわたると神護寺へ続く階段が見えてきます。
下から階段を見上げて…何段あるんだろう。と思い数えながら上り始めました。
(後からガイドブック見たら段数が書いてありましたが…(汗))
1段、2段、3段…10段、20段、30段…100段、200段、300段…。全部で約350段!(途中、分からなくなったので少し誤差があるかもしれません(汗))

階段を上る途中には2軒ほどお茶屋さんがあって、その1軒で”もみじ餅”を食べました。
ほのかに塩味がする餡子が大変おいしかったです。
お茶屋さんの周りにも、もみじの林(森?)が広がっていて、目にもおいしいひと時でした。

 350段の階段を上りきり、神護寺到着。
本堂をお参りして、広い境内を散策しながら奥へ進むと”瓦投げ”のできる場所にたどり着きました。

高雄の新緑もみじ  
高雄の新緑もみじ
 高雄の新緑もみじ

“瓦投げ(かわらけなげ)”とは、厄除けなどの願いをかけて、高い場所から素焼きの酒杯や皿を投げる遊びだそうです。
瓦投げ素焼きの小さな杯のようなもの(2枚1組)を受付で購入して、いざ、挑戦。
投げる場所にいって、下を覗き込んで見ると、結構高い!
遥か下には、細い道が通っていて、人が歩いています。
こんなところから、素焼きの杯なんか投げて、下を歩いている人に当たったりしないのかな?と思いつつ、投げてみると、そんな心配まったく無用でした。
あまり遠くまで飛ばず、あっという間に失速して途中の林の中へ…。
後から聞いたのですが、遠くへ飛ばすには、なげる向きがあるんだとか。
杯をふせた格好、フリスビーのようになげると結構飛ぶそうです。

“瓦投げ”を終えると、おなかも、時間もちょうど良い具合にお昼時に。
ランチは、神護寺近くお店の川床で筍づくしのお料理を頂きました。
筍のお吸い物、筍の煮物、筍ご飯などなど、川を渡った爽やかな空気の中、旬の味を満喫!
夏は鮎も楽しめるそうです。…おいしそうです…。

旬の味、新緑、伝統的な遊びと、大満足な一日でした。

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