今までにご注文いただいた中で丈が一番短いカーテン

横浜ショールームのMです。
先日3ッ山2倍ヒダの縫製カーテンとしては、私が今までにご注文いただいた中では一番短い丈での製作をご依頼いただいたお客様がおられたので紹介しちゃいます。

最近よく見かける、高い位置にある横長の滑り出し窓の枠内にカーテンレールを天井付けして吊るしたのですが、製作寸法の高さが、なんと27cmです。

縫製した川島織物セルコンでも初めてのことだったようです。
他の腰高窓に合わせてウィリアム・モリスのラークスパア柄のドレープカーテン MM5905で製作いたしました。

いつもならこのようなケースの窓にはロールスクリーン等をご提案するが多いのですが、お客様からの要望は「他の窓のカーテン生地とどうしても揃えたい」ということでした。

シェードスタイルでも製作は出来ますが、シェードですと窓の開閉用の操作コードが窓枠内から外に出っ張っていることから緩衝してしまう問題がありました。
枠内に上部ポール通しのカフェカーテンスタイルでのご提案もしたのですが、出来れば開け閉めが出来るようにしたいとのことでした。

そこで苦肉の作として、カーテン上部の芯地の部分を通常90mmから75mm芯地に変更、さらに裾の折返し部分も通常10cmの3ッ折を細めの3ッ折に変更することでメーカーに対応いただいたことで、枠内で普通のカーテンスタイルが実現できました。

思っていたよりも納まりが良く(流石、川島織物セルコン縫製)、お客様にもとても喜んでいただけたので、私も取付けした職人も嬉しい限りです。

 

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