旅行に行った先で。

先月、休暇をとって香港、マカオに行ってきた時の話を少し紹介させていただきます。

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香港はご存知のとおり高さ90メートル以上の高層ビルが世界一建っているという巨大都市です。
香港は地震がほとんどないということで建築基準も日本では考えられない基準だそうです。

山の絶壁、中腹から山頂に立ち並んでいます。
土地が少ないということで上へ上と建てていくようです。
見ていて恐いと感じてしまうのは日本人だからでしょうか・・

以前に震度2弱がきた時に倒壊してしまった家が多くあるそうで香港では震度5~6で建物のほとんどが倒壊してしまうと言われているそうです。
それを聞いただけでやはり耐震基準は日本とは全く違うのだとわかります。

地震がないからという理由からもう一つ日本ではみかけない珍しいものがありましたのでご紹介します。
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今では香港名物となっているようですが竹で組んだ建設足場です。
伝統的な技術をもとにした「竹の足場」で支えられています。

これが凄すぎる!

50階以上の高層ビルでも竹で足場を組んで建ててしまうから驚きます。
でもなぜ鉄パイプではなくを使うのだろうか。
最大の理由は「安い」からだそうです。

竹と鉄パイプでは5倍以上違ってくるそうです。
中国から竹を輸入しており長くて質の良い竹材を安価に入手できるそうです。
また、竹は軽いので運搬、組み立て、解体もラクだという理由も大きいようです。それと高温多湿な香港では鉄は錆びやすい為、竹はむしろ湿気を帯びることでより丈夫になるといったメリットがあるようです。

日本では考えにくい竹足場ですが竹柵職人になるには専門の職業訓練校で国が定める一定のコースを履修しなくてはならないようです。
竹の足場を組める竹柵職人は建築作業員に比べても賃金が高く人気の職業だそうです。一定の資格が必要だと聞いて妙に納得というよりどこか安心しました。

またインテリアに関することで言うと香港にはインテリアに関する専門店が集まっているエリアがあり照明、床材、クロス、バス、キッチンなどそれぞれの専門店が立ち並んでいました。
日本でいうと問屋街の合羽橋に近い感じです。
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そんな店をちょっと覗いてみると見覚えのある日本メーカーのサンプル帳もしっかり用意されていました。
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日本にもこうしたインテリア関連の専門店が立ち並ぶエリアがあるとお客様にとっては便利かもしれませんね。

最後に今回の宿泊したホテルのインテリアを少し紹介します。

●香港でのホテル
香港で泊まったホテルはホテルでは珍しくダブルロールスクリーンの遮熱と遮光生地の組合せとなっていました。
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こうしたロールスクリーンタイプは珍しいのではないでしょうか。窓の幅も広幅ですが1台で製作されていました。
サイズが大きいので操作性はやはり少し重く感じます。

遮熱生地は部屋からの透過性はありましたので圧迫感もなく逆にカーテンとは違ってすっきり感がありました。
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お部屋は全体的にスタイリッシュにまとまっていましたが差し色のグリーンが効いていました。
サイドフレーム型のスクリーンになっていたので光漏れは防げ夜は外からの光はシャットアウトできていました。

●マカオでのホテル
リゾートカジノホテルということで全室スィートルームで全体的に高級感があります。
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部屋はクラシックティストで統一されており装飾レールの使い方がインテリア装飾としてこんな使い方があるんだなと参考になりました。

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今回はちょっとした香港での紹介でした。
これからも機会があれば海外情報をお伝えしていければと思います。

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