羅紗の上を転がるボール

3月の終わりだというのに、まだ寒い日が続いています。
桜の木を見ると少しつぼみが膨らんできて、暖かくなるのを待っているようです。
今回はビリヤードのお話です。

ビリヤードのスリークッション競技で使用するボールとテーブルはつぎのように定められています。

 ボール : 直径61mm、重量204g~212g
 テーブル: 112インチ(2845mm)×56インチ(1422mm)

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当たり前のことですが、羅紗の上のボールはまっすぐ前進回転で転がれば長手方向のクッションへ14.5回転で到達します。
しかし、実際の競技ではボールを突く撞点により、最初は無回転から始まり様々な変化をみせます。最後は普通の前進回転(長手方向14.5回転)で転がりながら止まります。

この普通の前進回転と異なる状態でボールが動いているとき 、ボールは羅紗の上を滑っており、様々な変化を生み出します。

ビリヤードの醍醐味の一つはこのボールの転がりをコントロールすることです。
自分のイメージ通りに転がってくれたときは何とも言えない快感があります。

今日はボールの基本的な動きについて紹介しました。
今度は違う面白さを紹介したいと考えています。

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