昼休みの時間によく散歩をしていますが、なんとその細い道が善光寺街道であることに最近気付きました。
地図で見るように松装株式会社のすぐ傍を通っているのです。
街道としての歴史は古く、「日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰りにこの道を通った」と言う伝説があるほどです。
江戸時代には下街道とか善光寺街道とよばれ、名古屋方面からの御岳参りや善光寺参り、木曽方面からの伊勢参りなどの利用者がとても多かったようです。
名古屋城下の辻の札から出発し、代官町を経て大曽根、天神橋、勝川、鳥居松を通り、そして松装株式会社の裏道を抜けて、内津峠を越え、多治見に出て中仙道に合流し、善光寺まで旅をしたのです。
昔の人はよく歩いたんですね。私もそれにあやかろうと昼休み善光寺街道をチョットだけ散歩しています。
今年は丑年、私も丑年、「牛に引かれて善光寺参り」の話が脳裏をよぎりました。