入射角=反射角

今年の夏は天候不順で、ビリヤードが楽しくプレーできず残念です。
今回は光の反射と同じようにビリヤードの「入射角=反射角」について考えます。
ビリヤードのボールがクッションで跳ね返るとき、光の反射と同じ様に「入射角=反射角」を基本に考えます。実際には摩擦やボールの回転などがある為、同じ角度になりませんが、「入射角=反射角」のラインを基準にボールの転がるラインを想定します。
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自分が実際にボールの転がるラインを想定するとき、次の図のようにイメージしています。最初にボールが進むラインと平行でコーナーへ伸びるラインをイメージします。そのコーナーへ伸びるラインの反対側に同じ距離だけずらした平行線をイメージします。この方法は幾何学的にはどんな角度でも成立するハズですが、ボールがクッションへ入る角度でズレが大きく変わります。
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実際にプレーするときはこの基準ラインを基にボールの回転やテーブルコンディションを加味して内側、外側にどれだけズレるか予想します。
これをその場で学習しながら、このズレをできるだけ小さくするのがこの競技の一つの醍醐味です。
しかし、この夏は湿度の高い日が多くなかなか想定通りのラインが出せませんでした。湿度の下がる秋が早く来て欲しいと待ちわびています。

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