形状記憶加工と形態安定加工の違いについて

最近の傾向としまして、カーテンにプリーツ加工(ヒダ付け加工)をすることが多くなりました。
そこで今回は美しいドレープを際立たせてくれる「形状記憶加工」「形態安定加工」の違いについてご説明させていただきます。

ポリエステル生地は、熱可塑性という性質があり、その性質を利用して美しいドレープを出すことができます。そうすることで広げた時も閉じた時もヒダがきれいに出やすくなります。
これは最近ポリエステルのカーテン生地が多い理由のひとつでもあります。(ただし熱に弱い為アイロンをあてたりするとプリーツが取れてしまう場合があります)

形状記憶加工(本格的)
メーカーによっては半永久的に形が保たれるといっているメーカーもありますが、一般的にはお洗濯を4~5回程度しても大丈夫と言っているメーカーが多いです(プリーツが長持ちします)

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形態安定加工(簡易的)
形状記憶加工が4~5回なのに対して、形態安定加工はその半分の2~3回程度お洗濯をしても大丈夫、と言っているメーカーが多くなります。

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形状記憶加工と形態安定加工は、最初の見た目はほとんど変わらない場合が多くなります。
また、洗濯の際のお手入れも簡単でどちらも薬剤などは使用しておりませんので安心してお使いいただけます。

各社の形状記憶加工と形態安定加工の呼び方
形状記憶加工 形態安定加工
川島セルコン ファインウェーブ ソフトウェーブ
アスワン リウェーブ スタイリッシュウェーブ
サンゲツ パーマネントプリーツA フィニッシャー加工
リリカラ 形状記憶加工 形態安定加工
東リ プリーツ加工(PL) ソフトプリーツ加工(SL)
シンコール 形状記憶ウェーブ ライトウェーブ
スミノエ プリーツS ドレスアップ加工

松装では通常有料オプションとなる形態安定加工の無料サービスを期間限定で行なっております。
通常料金で美しいプリーツ加工を付けられると大好評いただいております。是非この機会にご検討ください。

また、浜松ショールームでは形態安定加工済みのサンプルと加工前のサンプルの展示を行なっておりますので、形態安定加工の効果を比較してご覧になることができます。
遮光生地では特に広がりが顕著にでるため、遮光生地や横柄の生地には形態安定加工や形状記憶加工をオススメいたします。

浜松ショールームではカーテンの他にも様々なインテリアを取り揃えて皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

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